医療法人 審美健康会 山本歯科医院
http://www.yamamotoshika.com
歯科衛生士の高橋です。
前回は
お釈迦様も 歯みがきの大切さを説いていた と
お話しましたが
今回は
古代ローマのお話です。
古代ローマ帝国の貴族たちは
爪楊枝のような木のピックを使って 歯を清掃していた
という記録が 残っているのですが
それと同時に
バラの花を粉末にしたものや
鹿の角、ハツカネズミの頭骨から採れる灰、
馬の蹄を使った薬 などを 歯みがき粉にして
歯のケアをしていたようです。
お口の衛生に 関心が高かったのは
糖尿病からくる歯周炎に苦しんでいた貴族が
とても多かったから だそうです。
同じ貴族でも
皇帝や 皇后など 皇室のトップクラスは
塩 を 歯みがき粉として使っていたそうです。
当時 塩は
塩 一握 = 毛皮 一枚 と言われるくらい
高価で貴重なもの だったとか。
初代ローマ帝国皇帝オクタヴィアヌスの 姉が愛用していた
塩ハミガキ粉の処方の記録が
今でも残っているのだそうです。
古代ローマ人にとっては 塩ハミガキ粉は
憧れのデンタルケア だったのかもしれませんね (^^)
あ・・・
言うまでもないことですが
現代人の皆さまは
塩を 歯みがき粉の代わりには しないでくださいね〜。
確かに 塩には 歯肉をひきしめる効果は ありますが
ザラザラの結晶の粒が
歯と歯肉を傷つけてしまいますからね (^^)b
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