2017年04月09日

審美健康会ブログ 歯根破折は怖いですよ

山本歯科医院 院長の山本達郎です。

今回は虫歯や歯周病ほど歯の病気の中でクローズアップされていませんが とても重要な話をいたします。

現代ではよほど自分の口の中の手入れが悪くなければ 虫歯や歯周病で歯を失うことはありません。
たいていの方が3か月に1回は歯医者でクリーニングを受けるのが当然と考えています。
しかし、こうした意識の高い方々でも防げない歯の病気として 「歯根破折」 があります。
さらに この「歯根破折」の問題点として 歯のヒビ割れた部分が歯槽骨のかなり下に及んでいることがほとんどなので それを放置すると骨髄炎や蜂窩織炎という生命の危険さえ伴う病変へと継時的に進んでしまうことです。
腫れや痛みを伴う場合も多いのでそうなると歯の救命は難しくなります。結果的に、抜歯せざるを得ない症例がほとんどです。

「歯根破折」の好発年齢は40代―70代です。
傾向としては 若い時から歯ぎしりがあり 食事はピーナツ類の豆好き 飴をかじって食べるのが好き おせんべい好き 等々な硬い食べ物が好きな方々です。これに該当される方は少なくないと思います。

「歯根破折」は突然起きますので 歯科医師からみても 予想は難しく 口頭で患者さんに警告してそれを信じていただく以外ないのが現状です。
しかし もちろん予兆というべき前駆症状はあります。歯ぎしりがある方ではほとんどの方に知覚過敏が出現します。また、漠然とした痛みがあって診査のためにレントゲンを撮影しても異常な所見はないことがあります。すると、目に見えない問題点が潜んでいる つまり 咬合の負担がストレスで増して 歯の疲労を招いていることが想定されます。
ここまでくると 「歯根破折」 はいつ起きてもおかしくありません。
歯ぎしりは睡眠時に大脳の指令で咬筋が左右に誘導される運動なので 各自が自分で予防できるような代物ではなく、もちろん薬があるわけでもありません。

「歯根破折」から歯を守るには
@ 硬い食べ物は避けるようにすること
A ナイトガードというマウスピースを夜間装着して歯の負担を減らすこと
B (歯が抜けている部分があれば)奥歯のしっかりした嚙み合わせを再建するするためにきちんとした治療 特に 歯を失っている場合は 理想的にはインプラント治療が推奨できます。

噛み合わせに不安のある方は当院にご相談にいらっしゃってください。



posted by 達さん at 14:59| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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