2016年11月01日

審美健康会ブログ メインテナンスでやっていることは歯石取りだけではないんですよ


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
http://www.yamamotoshika.com
歯科衛生士の堺です


みなさんメインテナンスを受けて歯石を取った経験はありますよね。
振動と水の出る機械で歯石をはがし、クルクル回る歯ブラシで歯磨きする
そんなような記憶だと思います。

私たち歯科衛生士は、お口のお掃除をするときに歯に付着した歯石を取っているだけではないのです。
歯に付着し、歯周病やむし歯の原因となる“バイオフィルム”も除去しているのです!

“バイオフィルム”とは、お口の中の細菌たちがネバネバとした物質をつくり、お互いにくっつきあっている微生物の集合体です。歯垢とほぼ同じですが、バイオフィルムは歯の表面全体に付着し、粘液で接着面に強固に付着するため取れにくいです。

バイオフィルムは口の中だけにできるものではなく、自然界ではごく普通に存在しています。身近な例では、排水溝のヌルヌルやお風呂場のヌルヌルなどです。
そのヌルヌルはスポンジでこすったり、ハイターを使ってお掃除したりすると思います。

口の中のバイオフィルムも同じように簡単にお掃除したいものですが、バイオフィルムには膜があるため、抗菌剤(洗口剤やうがい薬)を表面から作用させても内部には届きにくいのです。
抗菌剤のみで除去するためには強い抗菌剤を大量に使用する必要があります。しかしそれでは口の中がダメージを受けてしまいます。
したがって、バイオフィルムを簡単に洗い流すことは難しいので歯ブラシや機械を使って除去する必要があるのです。

毎日の歯磨きが効果的な予防ではあるのですが、歯ブラシが当たらなかったところからバイオフィルムは出来上がっていきます。完璧に磨くのは誰だって難しいですよね。

そこで磨き残しや歯に付着した歯石を取る訳ですが
歯石を除去した歯の表面はわずかに傷つき、舌で触れるとざらざらしています。ざらざらしている状態では再度汚れが付着しやすいので、低速の回転器具と研磨剤を使って歯の表面をなだらかにしていきます。そしてその道具を使ってバイオフィルムを完全に除去します。

歯科衛生士が専用のラバーカップやブラシを使って歯の表面や歯と歯の間を丁寧に磨いていることに気づいていたでしょうか。
むし歯、歯周病、知覚過敏などのケアには一人一人必要なものが違いますので、適切な研磨剤を選んでいたりもします。

一度メインテナンスを受けるとしばらくの間は汚れが付きにくくなり健康な状態を維持する事ができます。しかし、一定期間を過ぎるとまた元の付着しやすい状態になってしまいますので、定期的にメインテナンスを受ける事をおすすめします!

医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター 
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posted by 達さん at 08:41| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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