2018年09月08日

正しいホワイトニング治療 − トータルホワイトニングの意味


医療法人 審美健康会 山本歯科医院
http://www.yamamotoshika.com
院長の山本達郎です。

私が 当時のホワイトニングの大御所であった近藤隆一先生よりこの治療法を伝授され20年余年の月日が流れました。

当時は ホームホワイトニングの生みの親であるヘイウッドが これがホワイトニングの最良の治療法である と自負している時期でもありました。
当時は オフィスホワイトニングへの風当たりが強く 歯の神経にダメージを与える だの オフィスホワイトニングはすぐに歯の白さが戻ってしまう だの ということが何の検証もされないまま情報の垂れ流しが続いておりました。

今では信じられないことではありますが ホワイトニングに関し 日本はおろか 本家アメリカでさえ ホワイトニング治療の理想形 を誰も知らなかったのです。
しかも ホワイトニング剤は活性酸素(フリーラジカル)の作用により治療が進行するシステムだということがわかっていながら フリーラジカルの為害性に関し 信じられないほど世界中の歯科医師たちは沈黙を貫いていたのです。

当時 ホワイトニング治療はいつか必ず 治療被害を生む と予想した弁護士たちが ホワイトニングの被害を探そうと 今か今かと時を伺がっている という報告は上がっていました。そしてフリーラジカルの為害性を患者へ周知しないことは 患者への裏切りではないか?という方もいました。

話が長くなりましたので 少し進めます。
確かにフリーラジカルは人間の健康面でプラスには働きません。しかし、歯を暗く感じさせる外来性の着色物(コーヒーとか紅茶の色素)はそれを酸化することにより 分子構造の二重結合が切れて無色化するというホワイトニング作用により歯を白く変えることができます。言い換えると フリーラジカルを摂取しない限り歯は白くなることはあり得ない、ということです。


ホワイトニング治療は健康面でマイナスである。これは正しい結論です。
では そのダメージを極めて少なくさせる方法で 歯を白くするにはどうすればよいのか?ということが我々歯科医師に突き付けられた課題です。

そこで私が提唱したのが トータルホワイトニングです。

ホワイトニング治療で当時マストだったホームホワイトニングは治療期間が非常に長くなることで 治療法は簡単だし 見かけ上の治療費が安い(治療期間が長くなれば薬剤代はかなり嵩むのです)のですが 結果としてフリーラジカルを大量に摂取してしまうことになることが欠点でした。
いわば ホワイトニング治療の負の部分を思い切り拡大した治療であったのです。

ホームホワイトニング単独で行うホワイトニングは、理論的には フリーラジカルを一番長い期間 摂取することがわかっておりました。

そこで
私が提案したのが トータルホワイトニングです。

術式は
まず オフィスホワイトニングを1回だけ行う
そのあとに ホームホワイトニングを行い 途中では スピードホワイトニング剤(取り扱いが難しいので市販はいたしません)を用いて歯の白さをアップさせる、というものです。

最初に オフィスホワイトニングをすると歯の表面が薬剤が浸透しやすい環境に変わります。
すると 本来は 長時間かかるホームホワイトニング剤がみるみる歯の内部に浸透し酸化を加速する結果 通常の約1/3の治療期間で 完了します!

つまり フリーラジカルの摂取量は1/3になる ということです。

言い換えると 治療期間も 同じように短くなるので

トータルホワイトニングは 患者さんにとっては 最も

早く 楽に 安全に ホワイトニングができる ということになります。


医療法人 審美健康会 山本歯科医院 
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posted by 達さん at 09:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする