2017年05月19日

審美健康会ブログ 女性のライフステージ と 歯周病 @


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
http://www.yamamotoshika.com
歯科衛生士の高橋です。

女性は男性よりも長生き!
長寿大国日本だけでなく 世界的傾向のようですね。

けれど
歯の平均寿命は
男性よりも 女性の方が短い って ご存知ですか?


女性は 生涯に いくつかの節目となる時期を経験します。
そこで起こるホルモンバランスの乱れは
お口の中の粘膜や組織にも影響するため
女性には 特有の症状が現れ 歯周病にもなりやすいのです。

今回は
女性のライフステージに合わせた歯周病予防について
対策ポイントを ご紹介していきますね。


まずは
最初の大きな変化 《思春期》 についてです。

思春期に分泌される女性ホルモンには
歯石や炎症反応を増幅させる働きがあるのだそうです。

ホルモンの分泌量が急激に増えると
わずかな刺激にも大きな反応を示し
歯肉が腫れやすくなったり 口臭が強くなったりします。

また 同時に
この時期の女性は 食生活も乱れがちで
お菓子ばかり食べて 虫歯が多発したり
逆に 
過度のダイエットでの摂食障害も多くみられ
中高年以降の歯の健康に悪影響を及ぼすこともあります。

試験勉強などでのストレスで 免疫力が低下し
症状が悪化してしまい易いのも この時期の特徴です。

親や家族と一緒の行動も 少なくなってくる時期ですが
メンタル面でのサポートも とても大切ですので
『家族で歯科受診』をして
きっかけ作りをしてはいかがでしょうか?


次に
最も大きなホルモンバランスの変化がある
《妊娠・出産期》についてです。

『妊娠性歯肉炎』という病名を 聞いたことはありますか?

妊娠すると 女性ホルモンのエストロゲンが増加して
歯肉に炎症を起こす細菌が異常増殖してしまいます。
また
プロゲステロンというホルモンは
炎症の元であるプロスタグランジンを刺激し
歯肉が ひどく腫れやすくなります。
これらの女性ホルモンは 妊娠後期になると
通常の月経時の10〜30倍も分泌されるようになり
そのため
歯周病になる可能性がグンと高くなってしまうのです。

加えて 悪阻(つわり)も
・食欲がなく食事をしないと唾液の分泌が減り
口腔内の自浄作用が低下する
・「食べ悪阻」で
常に 口の中に食べ物を入れていないと 気分が悪くなる
・歯磨きが不快になり 十分なケアが出来ない
などの理由から 口内環境を悪化させる一因になります。

食後に しっかりと うがいをしたり
気分の良いタイミングでブラッシングをする など
工夫をして
口腔内を清潔に保つように心がけてください。

歯周病の妊婦さんは
赤ちゃんが 早産や 低体重児で生まれるリスクが
通常の7・5倍にもなるそうです。
生まれてくる赤ちゃんのためにも
必ず 妊産婦検診を受けてくださいね。

もちろん
妊娠前からのケアや治療は しっかりしておきましょう。



次回は
《中年期》と《更年期・老年期》について お話していきます。

医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター 
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posted by 達さん at 11:25| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする