2017年03月21日

審美健康会ブログ 身体に良い食べ物は 歯に悪い?!


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
http://www.yamamotoshika.com
歯科衛生士の高橋です。


歯のメインテナンスを長く担当させていただいている患者さんで
お口の中の急な変化に あれ? と思うことが 時々あります。
突然 虫歯が多発してしまったり、
今までなかったステイン(着色)が 濃く沈着していたり、
健康だった歯のエナメル質が溶けだしてきたり・・・

『食生活や生活習慣で 最近 何か変わりましたか?』
そう尋ねて

『最近 甘いものを たくさん食べてしまっているのよね』
『コーヒーばかり飲んじゃって』
『タバコをやめたら口寂しくて ついアメを舐めてしまうんだ』
など
患者さん御本人にも
良くないことをしているという自覚があるときは
まだ良いのです。
『良くないのでやめましょう!!』と指導できますからね。

でも

『健康に良いから!』と
お酢・レモン・梅干し・ヨーグルトなどを
『積極的に摂るように心がけているんです!』とか
また
『熱中症予防に!』『脱水症状はコワイから!』と
スポーツ飲料ばかり飲むようにしているとか
『ポリフェノールが良いって聞いたので!』と
赤ワインを飲むという方とか

つい先日は
『噛むことは認知症の予防になるから!』と
毎日 数時間、ガムを噛み始めた方もいました。

健康のために と 努力をしている方に
『歯に悪いから!』と
全部を否定するのは…難しいですよね(>_<)

かと言って
歯に悪いことを 見過ごすわけにもいきません。

お酢やレモンなど 酸の強いものは
酸蝕症(酸によって歯のエナメル質が溶ける)になってしまうし

スポーツ飲料には 大量の糖分が入っていて
虫歯を多発させてしまいます。

赤ワインは ステイン(着色)が濃く着いてしまうし

毎日 何時間もガムを噛み続けたら
歯は磨り減り かけたり、割れたり、
また
歯を支える骨(歯槽骨)に過度のストレスを与え骨吸収を起こし
顎の関節にも悪影響がでます。

結局
《歯に良くない理由》を説明して
食べたり飲んだりを 少し控えめにしていただき
そして
その後のケアを アドバイスするようにしています。

酸の強いもの(お酢・レモン・梅干しなど)を食べたら
直後には 歯磨きをしないでください。
酸によって溶け出し やわらかくなったエナメル質を
歯ブラシと歯磨き粉で 削ってしまうことになります。
直後は 水でうがいをして 酸を中和してください。
歯磨きは 少し時間をおいてからにしましょう。
毎日のエナメル質のケアに《MIペースト》を使用するのも
とても有効です。

スポーツ飲料についても
飲んだあとは 水で よくうがいをしてください。
糖分を口腔内に残さないようにしましょう。

ステイン(着色)が気になるときは
必ず歯科医院でのプロのケアを受けてください。
ご自身で 研磨剤の荒いヤニ取り用の歯磨き粉などで磨くと
歯のエナメル質が傷だらけになり
ますますステイン(着色)が沈着しやすくなってしまいます。

そして
『噛むことは 認知症予防になる!』
それは正しいことですが
ガムを長時間 噛み続けるのは 歯と顎関節には危険です。
毎日の食事を 一口一口しっかりと よく噛むことで
アンチエイジングに繋げましょう。




医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター 
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posted by 達さん at 16:31| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

審美健康会ブログ 虫歯予防キシリトール配合!などと宣伝されてますけど 実際のものがどんなものかご存知ですか?


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
http://www.yamamotoshika.com
歯科衛生士の渡邉です。


こんにちは。
最近ではキシリトールという言葉を聞いたことがない人は少ないのではないでしょうか。コマーシャルや、店頭でもキシリトールの商品などは紹介されていますよね。もしくはかかりつけの歯科医院ですでに勧められた人もいるのではないでしょうか。

でも、キシリトールって実はどんなもの?や、どう虫歯予防に働きかけるの?など知らない方もいらっしゃると思ったので、ご紹介したいと思います!


<キシリトールとはなにか>
キシリトールは天然の代用甘味料で、糖アルコールの一種です。
最初はカバノキから発見され、ギリシャ語から命名されました。

特徴としては、
冷涼感があり、後味の切れが早い。
スクロース(砂糖)と同程度の甘みをもち、カロリーは4割低い。
加熱による甘みの変化がないために、加工にも適している。
野菜や果物にも含まれているので食べ物からも摂取が可能。

<キシリトールの効果とは>
@虫歯の原因にならない
キシリトールは砂糖とは違うので、虫歯の原因となる酸を産生することが出来ません。虫歯を作るきっかけをつくることがないのです。

虫歯の原因であるミュータンス菌は、ショ糖を分解して「酸」を作り出します。
その「酸」が原因で虫歯を作るきっかけになるのです。
ですが、キシリトールはミュータンス菌によって「酸」に分解されることはありません。

※この効果は一度のキシリトールを摂取して期待できるものではなく、継続することによって効果が期待できるものとされています。

A虫歯菌(ミュータンス菌)の性質を変える
虫歯の原因であるミュータンス菌は、キシリトールを代謝することが出来ないので、「酸」や「プラーク(歯垢)の元」(不溶性グルカン)を作ることが出来ません。
しかし、ミュータンス菌はキシリトールを取り込んで代謝し続けようとするので、エネルギーを得ることが出来ず、ミュータンス菌自体が弱ってくると考えられています。

キシリトール.jpg

B唾液の分泌を促進する
キシリトールの冷涼感、甘みにより味覚が刺激され、唾液の分泌を促進する効果があります。
またキシリトールをガムで摂取した場合は、咀嚼によってさらに刺激され、唾液の分泌促進作用が増すと考えられます。
唾液の分泌が増えることによって、プラークを歯の表面から剥がれやすくしたり、お口の中のpHが食事によって酸性に傾き虫歯になってしまう環境を作り出すことから守ってくれる働きをしてくれます。


キシリトールとは天然の代用甘味料であり、虫歯を作るきっかけから守ってくれる強い味方です。
効果的な摂取方法や選び方を次回ご紹介しますね!



医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター 
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posted by 達さん at 15:35| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする