2017年06月21日

審美健康会ブログ 歯とカルシウムの関係A 〜歯周病とカルシウム〜


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
http://www.yamamotoshika.com
歯科衛生士の高橋です。

前回は
『大人が カルシウムをたくさん摂っても 歯は強くならない』
という 少し残念なお話をしましたが
http://total-whitening.seesaa.net/s/article/450825065.html

《歯周病》には カルシウムの摂取が大きく関わってきます。

今回は
《歯周病とカルシウムの関係》について お話しますね。


皆様は
《歯周病》って どんな病気だと思いますか?

歯肉が腫れる?
歯肉から血や膿が出る?
歯がグラグラして 抜けてしまう?

実は《歯周病》は 骨が溶けてしまう病気です。
そして
溶けてしまった骨は 元通りには戻りません。
20170621_141943.png

そこで
いかに骨を溶けさせないようにするか が
歯周病を予防していく上で とても重要になります。


体内のカルシウムの99%は 「骨」と「歯」に存在し
残りの1%は 「血液」に存在しますが

血液中のカルシウムが不足すると
『ちょっと足りないから 分けてね〜』と
骨から カルシウムを奪っていきます。

ですから
カルシウムの摂取が少ないと
骨が だんだんと スカスカになってしまうのです。

先ほど お話したように
《歯周病》は 《骨が溶ける病気》ですから
スカスカの脆い骨であればあるほど
溶けるスピードは 速くなってしまいます。

食品由来のカルシウムを
1日500mg以下しか摂取していない人は
1日800mg以上摂取している人と比べると
歯周病リスクは 1.6倍になると言われています。

骨粗鬆症も 歯周病も 骨の病気ですから
カルシウムを毎日きちんと摂り 丈夫な骨でいることが
歯周病予防にとって とても重要なのです。

もちろん
虫歯も 歯周病も
細菌の塊である歯垢(プラーク)によって 引き起こされるので

毎日の丁寧な歯磨き(プラークコントロール)と
歯科医院でのプロによるケアは 欠かせませんよ(^^)b



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posted by 達さん at 13:50| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

審美健康会ブログ 歯とカルシウムの関係@ 〜カルシウムで歯は強くなる? 〜


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
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歯科衛生士の高橋です。

『歯のために カルシウムをたくさん摂ろう!』
『カルシウムは歯を強くする!』
多くの方が そう思っていますよね。

『歯を強くするために 毎日牛乳を飲んでいる』
そんな方も 少なくないと思います。

歯の主成分は カルシウムですから
カルシウムを摂って歯を強く丈夫にする!というのは
当たり前 と思ってしまうのですが

実は これ
<半分は正解> で <半分は間違い> なんです。
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大人が カルシウムを いくら摂っても
歯は強くなりません。

なんだか 夢も希望もない話になってしまいますが (>_<)💦

いったん出来上がった歯からは
カルシウムの移動は ほとんど無いと言われていて
大人になってから どんなにカルシウムを摂取しても
歯の強さに変化はありません。
そして
身体がカルシウム不足になっても
歯が脆くなる ということもありません。

大人の場合
カルシウムの摂取と 歯の強さ・弱さは
関係ないのです。


ですが
子供の場合は 違います。

歯がつくられる時期に
カルシウムをしっかり摂らないと
歯は脆くなります!

歯や骨の主成分であるカルシウムは
歯や骨がつくられる時に不足してしまうと
強く丈夫な歯や骨はできません。

乳幼児期や
歯の生え変わりのある学童期には
特にカルシウムを必要としますので
十分に摂取しなければいけません。

乳製品や お魚・お肉を しっかり食べて
歯や骨を 強く丈夫にしましょう。


さて・・・

大人になって カルシウムを摂っても
歯が丈夫になったり 虫歯になりにくくなるということは
ないのですが

虫歯以外の もうひとつの歯の病気 《歯周病》には
カルシウムが 大きく関わってきます。

次回は 歯周病とカルシウムの関係について
お話していきますね。



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posted by 達さん at 14:57| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

審美健康会ブログ えっ? お口の中に カビ?! 〜口腔カンジダ症〜


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター
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歯科衛生士の高橋です。




梅雨入りしましたね☔
ムシムシ ジメジメ 蒸し暑い日が続いて
不快指数の高い この季節ですが
どうか皆様 気分までは どんよりジメジメしませんように🍀
湿度も 肌や髪や 粘膜を潤すもの と思えば
少しは気持ちも晴れますね(^^)

さて
この高温多湿な梅雨の時季
キッチンやバスルームなどの カビ に 悩まされますが

お口の中にも カビが生える って ご存知ですか?

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お口の中に生えるカビは 《口腔カンジダ症》といって
カンジダ・アルビカンス という真菌(カビ)によって起こる
感染症で
その症状により いくつかの種類があります。

《偽膜性カンジダ症》は
・舌や 唇や頬の粘膜に 白っぽい苔(コケ)のようなものができる
・白苔をガーゼなどで拭うと剥がれ 発赤や びらん が見られる
・痛みは 殆どない
・放置すると 口全体に広がる
などの症状で
病変が慢性に経過すると
・白苔が剥がれにくくなり上皮が肥厚する
《肥厚性カンジダ症》となります。

《萎縮性カンジダ症》は
・粘膜がヒリヒリと痛む
・白苔はなく 粘膜は赤くなる
・舌の舌乳頭が萎縮し 味覚障害が起こる
などの症状が現われます。


そして この カンジダ・アルビカンスという真菌(カビ)は
誰の口の中にもいる 口腔常在菌なのです。

「え?私の口の中にもいるの?」
「私も 口腔カンジダ症なの?」と
心配になりますよね。

カンジダ・アルビカンスは お口の中に存在しますが
病原性は弱く
普段は 他の菌とのバランスをとっていて 悪さはしません。

けれど
疲れが溜まっていたり 風邪をひいていたり
身体の免疫力が低下している時や
乳幼児や高齢者などの身体の弱い方、
癌や血液疾患や 糖尿病の方、
また ステロイド剤や抗生物質を長期服用している方などは
カンジダ菌が異常増殖して
口腔カンジダ症を発症してしまいます。

そして
お口の中の清掃状態が悪く 不潔になったり
唾液の分泌が減って お口が乾燥することも
カンジダ菌が増殖する原因になります。


口腔カンジダ症の多くは 命を脅かすものではありませんし
適切な治療により 比較的簡単に治すことができますが

カンジダ症を発症させないために
カンジダ菌を増殖させないことが とても重要です。

身体を健康に保つこと!
お口の中を清潔に保つこと!
特に 義歯(入れ歯)を使われている方は
入れ歯の素材にも カンジダ菌は付着しますので
入れ歯のお手入れを 十分にしてください。

そして
お口の中に白い苔(コケ)のようなものがあったり
舌や粘膜がヒリヒリするときは
早めに歯科医院に受診してくださいね。


医療法人 審美健康会 山本歯科医院&横浜ホワイトニング・インプラントセンター 
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posted by 達さん at 14:18| Comment(0) | Blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする